Admobにテストデバイスを登録して誤タップを防ぐ

AdMobに登録実装すると実機のiPhoneにもAdMob広告が表示されますがコードで「Test mode」用にしておかないと本番広告になってしまうため自分のiPhoneで誤タップしたりすることでポリシー違反となりペナルティが課されることがあるみたいです。
最悪のケースだとAdMobのアカウントがBANされてしまうケースもあるようなのでテストデバイス登録をしておいて誤タップするのを防いでおきましょう。
テストデバイス登録をしておけばテスト用の広告IDに書き換える必要もないので便利で良いと思います。
こちらの記事ではiOSアプリのみとなっています。
Androidアプリの場合はこちらの方の記事を参考にして下さい。
AdMobの公式サイトはこちらです。
AdMobアカウントを開きテストデバイスの登録を行う
AdMobのログインサイトを開きます。

Google AdMobのメニュー画面から「設定」をクリックして下さい。

設定画面から「テストデバイス」をクリックして下さい。
初めて設定する場合はアプリ内で広告を安全にテストすると表示されるので「テストデバイスを追加」をクリックして下さい。

こちらの画面に入力していきます。
- デバイス名
自分がわかればいいのでなんでもいいのでデバイス名を入力して下さい。 - プラットフォーム
iOSにチェックを入れて下さい。 - 広告IDまたはIDFA
iPhoneではIDFAを入力します。
Apple の iOS デバイスでは IDFA がデフォルトで表示されません。ただし、サードパーティ製アプリを使って取得することができます。
サードパーティ製アプリを使ったやり方は下記に記載します。
広告 ID または IDFA を確認する詳細は公式リンクから見て下さい。 - Ad Inspector
アプリに広告を実装することなく広告を表示させる機能とのことですが特に使わない場合は「なし」で大丈夫です。
IDFAの確認
iPhoneからIDFAは取得することができません。
詳細のサイトに記載があるようにサードパーティ製アプリからの取得となります。
「adjust Insights」というアプリですぐに取得できるので紹介します。


アプリを開いたらトラッキングすることを「許可」して下さい。

「Yes」をタップして下さい。

Your deviceの「IDFA」の番号を「広告IDまたはIDFA」の欄に入力して下さい。
全ての項目が入力し終わったら「保存」をクリックして終了です。
実機でアプリ広告がTest modeになっているか確認する
確認したいアプリを実機から一旦削除します。

再ビルドしてトラッキングすることを「許可」してし下さい。

このように実機で「Test mode」になっていれば成功です。
検証してみたところ「Test mode」の表示になるには数分かかりました。
おそらく10分あれば変更されるのかなと思います。
1時間など長時間かかっても反映されない場合は違う原因が考えられると思います。
また同じアプリ内で複数の広告を出している場合は一つひとつ処理しているみたいで、一斉には切り替わりませんでした。
「Test mode」の表示が順々に反映されていくので確認してみて下さい。