iOS配布証明書の更新



2022年10月に書き加えました。

Apple Developerの画面が10月から変更になりました。

以前の画面と変更画面の記事の改正を行いました。

Apple Developer Program Supportから「iOS配布証明書が30日で無効になりますよという」メールが登録してあるメールアドレスに英語で届きました。

こちらが届いたメール。


日本語に訳した内容。



2019年に初めてアプリを登録したので更新すること自体初めてなので、内容を残していきたいと思います。




ちなみに2021年は英語ではなく日本語でメールがきました。

どうしてですがAppleさん。
2022年も日本語だったので、2021年から日本語対応になったみたいです。






目次

Apple Developer Programの更新

Apple Developerにログインしてメンバーシップの更新をしてください。

詳しい内容は以前書いた記事がありますのでそちらを参考にしてください。

Apple Developer Programメンバーシップの更新

こちらで支払い手続きをして、1年間のメンバーシップ更新を完了させてください。



またライセンス契約更新をする場合の記事はこちらです。

Apple Developer Programのライセンス契約


iOS配布証明書の更新

アプリを作っているMacで証明書の更新をしていきます。

証明書のリクエストファイルを作っていきます。

Finder」をクリック。


アプリケーション」→「ユーリティ」をクリック。


キーチェーン」をクリック。


キーチェーンを開いたら

キーチェーンアクセス」→「証明書アシスタント」→「認証局に証明書を要求」をクリックしてください。


証明書アシスタント画面が開きます。項目は以下の内容が表示されます。


項目内容
メールアドレスApple Developer Programに登録したメールアドレス
通称Macのアカウント名(自分の名前などが表示される)
CAのメールアドレス何も入力しなくてOK!
要求の処理ディスクに保存にチェック
鍵ペア情報を指定にチェック

ここで「メールでCAに送信」にチェックが入っている場合は外してください。

要求の処理の「ディスクに保存」「鍵ペア情報を指定」にチェックを入れてください。

そして続けるをクリック。


保存場所はわかりやすくデスクトップに保存しておきましょ。

そして下記内容を確認して続けます。





項目内容
鍵のサイズ2048ビット
アルゴリズムRSA

続ける」をクリックして下さい。




無事にできると以下のように表示されます。

証明書要求がディスク上に作成されましたという表示がされたら完了を押して終了です。




Apple DeveloperのCertificates, Identifiers & Profiles

Apple DeveloperのCertificates, Identifiers & Profilesを開く

Apple Developerにアクセスしてログインしてください。


以前はDeveloper画面の左側の「Certificates, IDs & Profiles」を選択していました。



新しくなったApple Developerの画面では日本語になったので「証明書(英語)」をクリックして下さい。

その後は以下一緒です。



証明書の作成(開発用)

証明書の作成(開発用)

Certificates」の右側にあるを選択します。

次の画面に進みます。


iOS App Development」にチェックを入れて「Continue」をクリック。


先ほどデスクトップに保存した「証明書のリクエストファイル」を選択して「Continue」をクリック。


証明書が作成されたので「Download」をクリックしてください。



補足

iOS App Developmentが選択できない場合。

Maximum number of certificates generated」と赤文字で表示されています。証明書の最大生成枚数に達しているので新しく作ることができません。

新しく作る場合は前のを削除して下さい。


削除しようとすると「Do you want to revoke the certificate?」と証明書を失効させますか?と選択が表示されるので「Revoke」をクリックして下さい。



証明書の作成(配布用)

証明書の作成(配布用)


証明書の作成(開発用)の上記の手順と一緒で「Certificates」の右側にあるを選択します。


配布用は「iOS Distribution(App Store and Ad Hoc)にチェックを入れてください。


証明書のリクエストファイル」を選択して


Download」をクリック。



キーチェーンに証明書を反映させる

キーチェーンに証明書を反映させる

ダウンロードした証明書をキーチェーンに反映させます。

Finder」→「ダウンロード」→「証明書を選択

証明書の追加という画面が表示されたら「追加」をクリックしてください。



もし証明書の追加が表示されずにこのような画面が出てきて追加ができない場合


キーチェーンアクセス」→「ファイル」→「読み込む」をクリックしてください。


そして最初の証明書の画面をクリックするとパスワード入力する画面が表示されたらMac起動時のパスワードを入力して「キーチェーンを変更」をクリックして下さい。


そして、有効期限をキーチェーンアクセスを開いて確認しましょう。

有効期限が1年後に更新されている証明書が確認できれば大丈夫です!



Provisioning Profileの更新

Provisioning Profileの更新をしていきます。

Apple Developerをひらいて「Certificates, IDs & Profiles」をクリック。



Certificates, IDs & Profiles」の「Profiles」をクリック。



以前は「Profiles」画面という表示でした。



今は「プロファイル(英語)」をクリックして下さい。

以下説明は一緒です。


Profiles」→「更新するアプリNAMEを選択して」クリック。




Generate a Provisioning Profile」画面をひらいたら


Edit」をクリック。


Certificates」が選べるようになっているので、さきほど作成した証明書を選択します。


そして「Save」をクリックしてください。これで完了です。



最後に期限が更新されているか確認しましょう。

Apple Developer」→「Certificates, IDs & Profiles」→「Profiles

更新したアプリNAMEのEXPIRATION1年後に変更されていれば完了です。

以上の作業は更新したいアプリ全てで行ってください。




補足

Apple Developement」や「Apple Distribution」を更新する場合も手順は同じです。






まとめ

自分のようにアプリを作っている方の参考になればと思います。

iOSアプリの証明書の役割は他の方の記事が詳細に書いてあるので、細かく理解する場合は参考のリンクからとんで下さい。

特に細かくまとめて記事を書いてあるのがこちらの記事です。

iOSアプリの証明書まわりの話をしっかりと理解する






参考

今回こちらの方の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

iOS配布証明書の更新” に対して1件のコメントがあります。

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